龍谷大平安市岡奏馬（投手)のプロフィール！出身校や経歴と球種は？

いよいよベスト４が出揃ったセンバツ高校野球。

昨日行われた準々決勝は、史上初の２試合連続サヨナラゲームという劇的な決着でした。

その歴史的ゲームの１試合目、京都龍谷大平安v.s.兵庫明石商のヒーローは投打に素晴らしい活躍をみせた、龍谷大平安のエース「市岡奏馬」選手！

延長１２回、175球を投げて１失点完投、打っては試合を決めた１２回の先頭バッターとしてこの日３安打目となる２塁打で出塁し．決勝のホームを踏んだ。

ここまで、３試合完投でチームを勝利に導いている「市岡奏馬」投手のプロフィールや出身校などを調べてみました。

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市岡奏馬選手のプロフィール

高校野球.comより

市岡奏馬(いちおかそうま）
学年：3年
ポジション：捕手
投打：左／左
身長：179cm
体重： 73kg
出身：京都府
小学校：京都市立修学院小学校
中学校：京都市立修学院中学
MAX：142m

修学院小学校1年時から軟式野球を始め、修学院中では京都嵯峨野ボーイズに入り硬式野球を始めました。
2013年に出場した世界大会では外野手登録。
龍谷大平安では２年生の春からベンチ入りし、この時のセンバツでは、９番ライトで出場しています。
２年夏の地方大会では２試合に先発。秋からエースとして登板したそうです。

野手としての経験もある市岡選手。バッティングセンスも持ち合わせているんですね。今回のセンバツでも５番or６番打者として出場しています。

エースとして出場した、秋の大会では、５８回を投げ、57三振で近畿４強入りを果たしていますが、四死球も多く、メンタル面に課題があると言われていました。
しかしながら、京都準々決で14奪三振4失点完投勝ち、近畿準々決で8回3安打完封勝ち。
センバツに入ってからも、ここまで全て完投。２回戦には、強打の八戸光星打線を散発５安打に抑え完封勝利しています。

延長サヨナラとなった準々決勝後には

延長戦できつかったですけどアドレナリンが出ていたのか、まだ興奮が収まりません。

とコメント。
６回に先制を許し「1-0」公式戦６完封の吉高投手を中心に守り、「手堅い攻め」を持ち味とする明石商に対して、７回以降、送りバントとスクイズを３回阻止しています。特に、７回１死三塁、２ボール２ストライクの場面。秋季大会で出場校トップの１試合平均４・７５犠打飛を記録した明石商にスリーバントスクイズを狙われましたが、

１点取られたら負け。（スクイズの）雰囲気を感じたのでゆっくり足を上げ、三塁（走者）を見ました。

と冷静なピッチングで三振併殺をとり、その裏の同点へと繋がりました。

秋の大会では、不安視された不安定さは冬のトレーニングで克服。
メンタルに関しては、

オンオフの切り替えや、表情の違いも凄い。自分で自分を超えている

と賞賛するフィギュアスケートの羽生結弦に影響を受けたそうです。

市岡投手の完投率は、やはり魅力的！
まだ、体が充分にできあがっていない高校生の時期に、無理なピッチングは選手生命に悪影響を及ぼすという懸念もありますが、けして「力押し」ではなく、ピッチングのテンポや、球の緩急を使って打者を打ち取っていくスタイルで、スタミナ配分をコントロールしているからこその完投ともいえるのではないでしょうか？