ROCK MUSICAL BLEACH 2016『もうひとつの地上』観てきました!
ブリミュとしては4年ぶり、「THE ALL」としては8年振り。キャストも一新しての公演と言うことで、期待以上に不安を抱えての観劇となりました。
本当に、自分の悪癖??で「好きな物」に対する姿勢がですね、幼稚なんですよ、いくつになっても。
今回もまんまと緊張MAX状態に陥って、ご飯は食べられないわ、眠れないわ、風邪拗らせて熱だすわで、虫の息でしたが、久しぶりのブリミュ楽しんできました!
悪評?高いAIIAもお初だったので、その感想も少し!
その辺り、ご理解の上、お読みくださいませ!
ROCK MUSICAL BLEACH(ブリミュ)2016『もうひとつの地上』
まっさらな状態で観た方が良いっていうのは、わかってるんだけど、それができなくってですね、、、。
だってもう気になって気になって!!
ネットでポチポチと検索したら、なんていうか、賛否両論っぷりが激しくて!ガタブルしちゃいましたけど、もうこれは自分の目で観るしかないわけで。
そんな、ガタブル状態で臨んだ2016ブリミュでしたが、キャストの皆さんが本当にみんな若くて!フレッシュで!おばさんには眩しいよ!っていうのが一番の感想かな??
新キャストの皆さん、いろんなプレッシャーがあって、きつかったと思うんですよ。
なんといっても、初代ブリミュは本当に人気があって、ファンの皆さんの思い入れも深い。
自分も前の記事で、ルキアは佐藤ルキアじゃないとやだ~~!!
とか、ほざいてますからね、、(反省:甲斐ルキアさんすっごくすてきだった!)
でも、8年前と今では、原作の置かれている状況も違うし、そもそも「2.5次元専用シアター」なんてもんができるなんて思ってもなかったからね。
原作が(不完全燃焼的に)「完結目前」で、アニメも放送されていない今、こうして「舞台」という形でフレッシュな「BLEACH」の世界を観せて貰えた事が本当に嬉しい。
それと同時に、懐古的な気分になってしまうのは淋しいけど、仕方ないかな。
なんといっても、「BLEACH」という作品が一番熱かった頃の「ブリミュ」再来な訳ですから、「あの頃は良かったな~」って気持ちはどうしても湧いちゃうんだけど、それと同時に、フレッシュなキャストの皆さんで、「ブリミュ」を受け継いでいって欲しいと切に切に願うのも本当のところです。
内容は公演前から言われていたとおり、2008年に上演された「THE ALL」とほぼ同じで、原作の尸魂界突入からルキア奪還まで。
この「THE ALL」はそれまでに上演されていた、初演から「No Clouds in the Blue Heavens」までをギュギュッと詰め込んだ内容なので、やっぱり凄い駆け足感は否めなくて、それは仕方がないんだけど、とにかく一番気になっちゃったのが、
「これ、原作知らない人はわかんないよね??」
っていうところ。
2.5次元舞台花盛りな昨今、役者さんをお目当てに観に来ている方達も沢山いると思うんですよ。
で、そうしたきっかけで、今までBLEACHミリシラだったけど観に来たよ!っていう方達は、この展開について行けるんだろうか??
せっかくせっかく、「BLEACH」の世界にふれて貰えるチャンスだから、もう少し「丁寧」な世界観の説明的な部分があってもよかったんじゃあないかな~と。
(欲をいえば、「初演」又は「再炎」からやって欲しかったんだけど、、)
パンプレットのインタビューにも書いてあったけど、当時上演した「新宿コマ」や「日本青年館」やそういった「大きい小屋」がなくなちゃっている代わりに、「映像演出」の幅がグーンと拡がっている訳だから、せめて、今回初めて「BLEACH」の世界にふれるよ!っていう観客の方が少しでもわかりやすいような演出ってのが、あったら良かったんじゃないかなーなんて思います。
極端にいえば、「5分でわかる尸魂界までのBLEACH」とかね。
夜一さんが一護に卍解を修得させようとしているシーンの背景で
「斬魄刀とは――― 」
っていう文字情報いれるとか。せっかくBLEACHの『書き文字』はかっこいいんだから、物販の手提げバックだけじゃなくってさ!
なんで、一護がルキアを助けたいのか、なんで恋次が恥を承知で一護に託すのか、ってすごく大事なとこで、その辺り、元々BLEACHが好きで観に来ていれば、わかってることだけど、初見の人には分り難いと思うんだよね。
(ついでに「斬月のオッサン」もCG処理で良かったんじゃあないかな~な~な~)
ちょっと長くなってきたので、次頁で、新キャストの皆様についての感想や曲のお話を!