松坂桃李さん主演での実写化が発表された「不能犯」
実写化するとしたら、主人公の宇相吹(うそぶき)は「水嶋ヒロ」さんとか「斎藤工」さんとかのイメージかなーと
勝手に思っていたのですが、松坂桃李さんでしたね~。
正義の味方「シンケンジャーレッド」から「デスノートの死神(声優)」までと幅広く活躍している松坂桃李さんの新境地?
妖しくて色っぽいダークヒーローを演じる松坂桃李さんが観られそうです。
キャストは、まだ主役の松坂桃李さんしか公表されていませんが、まずは原作のあらすじをご紹介しつつ
実写映画ではどんな結末になるのかを予想してみたいと思います。
漫画「不能犯」基本情報
原作:宮月新(みやつき あらた)
作画:神崎裕也(かんざき ゆうや)
2013年10月よりグランドジャンプ(集英社)にて連載開始。
現在、第1水曜日発売号にて月1連載中
最新話:第35話「アットホーム」前変(全3話予定)
コミックは4巻まで発売中
最新刊(第5巻)2016.11/18 発売予定
※この先、原作のネタバレがありますので、知りたくないよ! っていう方は、ポチっと閉じるか、バックプリーズでお願いします!
松坂桃李さんが演じる宇相吹(うそぶき)とは?
赤い眼を持つ不思議な男、主人公「宇相吹 正」こそが「不能犯」
「不能犯」って造語なのかと思ってましたが、ちゃんとした、
【刑法学上の概念の一つ】
でした。
犯罪的結果の発生を意図したにもかかわらず、その行為の性質上、当該結果を発生させることがないため、犯罪が成立せず、刑罰の対象とならない行為のこと。
弁護士ドットコムより引用
宇相吹が使う「不能犯」の手口は
究極のメンタリスト!
といった処でしょうか?
依頼を受け、ターゲットを「思い込み」で殺す「殺し屋」です。
実際にはそんな事実は無いのに、宇相吹の眼を観てしまうと「毒を盛られた」と思ってしまう。
その思い込みが現実の死を招く。
「人の脆さ」をあぶり出して死に追いやる=立証できない「殺人」を成立させる殺し屋
それが主人公の宇相吹正
怖いっす。。。。
これがまードライな主人公でね!
法では裁けない悪を斬って闇に葬る「仕事人」とか、「鼠小僧」とか、そういう所謂「ダークヒーロー」ではありません。
よって、「痛快!!」って気持ちにはなれません。
ひたすらにサディスティック!でエロい感じ。← ここ、重要!・・・だと思う!
そして各話、ストーリーのラストで宇相吹は一言呟きます。
第1話のラストは
愚かだね 人間は
愚かな小市民のわたくしは、このカットで背中に冷や汗もんです。
映画のストーリーは?結末を予想!
原作は基本、1話で1依頼= 1話完結と言う形で連載されています。
そんな中で、宇相吹と共に登場し続けるキャラクターの多田刑事
はっきりと名前が出てきたのは3話目位だったはずですが、
キーマンである事に間違いありません。
なんといっても、多田さんは
宇相吹の能力が効かない稀少な人間
と言う事が、第14話「正義の味方」
で判明します。
そして、現在進行中の連載では記憶喪失になって、ずっと追いかけてきた宇相吹の事を忘れている多田さんと宇相吹が対峙した際に
宇相吹が多田さんに
やっぱり、僕は貴方に殺されたい
という爆弾発言をかましてます!!
え?宇相吹さん殺されたかったの??
ていう感じですが、、
そんな、多田さんの先輩刑事であった夜目さんが宇相吹のターゲットとなって死んでしまうのが
第1話「冤罪の償い」
現在進行中のストーリーを映画に盛り込めるものなのか、ちょっとわかりませんが、
宇相吹の能力が効かない相手として、多田さんが存在しているのは確かですから
第1話のエピソードから
謎の不能犯・宇相吹v.s.熱血刑事・多田
っていう流れが映画的には収まりがいいのでないでしょうか?
っていうことになると、多分、決着は付かない??
記憶を失っている多田が自分が罪を暴く相手として、再び宇相吹を強く認識する!
っていう感じで、幕引き → 続編の可能性を残す大人の事情(笑)
なんて、、予想といううより勝手な妄想じみてきましたが、、
今週発売のグランドジャンプでは、最新話「アットホーム」の中編が読めるはずですし、
映画の公開までには「アットホーム」は当然、一つの決着をつけていますから、それを読んだら、また予想してみたいと思います。
あ、他のキャストが発表されたら、もっと予想しやすくなるかな?
最後に戯れ言
それにしても、又しても実写化ですねー。
これ、アニメで観たかったわ-。
思いっきりベタだけど、宇相吹のCVは、小野Dさんか神谷浩史さんあたり?
完全に個人の好みだと、謎多き駄菓子屋店主のCV:三木眞さんが希望でした(過去形)
でもでも、実写があたれば!アニメ化だってあるかもだし!
桃李君に期待します!!
最後までお読み頂きありがとうございました!