舟を編む(アニメ)ネタバレあらすじ!最終回結末を原作小説から予想

舟を編む(アニメ)ネタバレあらすじ!最終回結末を原作小説から予想 | Yajiuma-ride!

舟を編む(アニメ)ネタバレあらすじ!最終回結末を原作小説から予想

秋アニメが続々と放送開始されていますが、中でも1番楽しみにしているのが「舟を編む」

原作は、2012年、本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの同名小説です。

2013年には、松田龍平さん主演で映画化もされましたね。

私は、本屋大賞の受賞でこの作品を知ったのですが、内容もわからず「舟を編む」という言葉が、「きれいだな~」と思ったのが最初の感想でした。

「辞書の編纂」

という、一般人には馴染みの薄いテーマですが、昨今、出版業界ネタは一種のブームみたいになっていますよね。

春に放送されたドラマ「重版出来」(じゅうはんしゅったい)に続き、この秋には石原さとみさん主演の「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」も放送されます。

どれもこれも、「読み方」が難しい(苦笑い)

※ この先、小説「舟を編む」のネタバレになります。知りたくないよ~!という方は、ポチっと閉じるか、バックプリーズでお願いします!

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「舟を編む」のあらすじは?

「きれいだなー」と思った「舟を編む」は、この物語で編纂される辞書『大渡海』の名前の由来と関係しています。

辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく

もう、このコンセプトだけで、「言葉」への深い想いが伝わってきます。

小説版「舟を編む」のあらすじ

舞台は出版社・玄武書房の辞書編集部

主人公の馬締光也(まじめみつや)は大学院で言語学を専攻していた入社3年目社員。
対人スキルが低いのに、なぜか入社当初は第一営業部に配属される。

そんな中、長年かけてきた「大渡海」の編集半ばにして、もうすぐ定年を迎える辞書編集部の荒木は、後継者を探していたところ、部下の西岡から、馬締(まじめ)を紹介された。
対人スキルは著しく低いが、言葉のセンスに長けている馬締は、監修者である松本から
「『大渡海』は『今を生きる』という謳い文句の辞書である」
と聞いて興味を持ち、辞書作りの基本である「言葉集め」の作業を開始する。

全くタイプの異なる同い年で「一見チャラ男」の西岡は、馬締の才能に嫉妬と羨望を感じていた矢先、宣伝広告部への部署変えを命じられる。
その時初めて、自分も辞書編集に愛着を持っていたと気付く。

委託社員となった荒木や新編集部員として「出版社の花形」女性雑誌から異動してきた岸辺も加わり、予算問題から起こる「出版中止の危機」や、「見出し落ち」の発覚で、23万語もの見出し後全てを一から校正し直すというピンチに遭いながらも、「舟を編む」作業は進められる。

企画立案から既に13年の月日が流れた。

アニメ「舟を編む」の公式サイトには、

「人をつなぐ言葉を編む」

伝わらない言葉。伝えられない想い。
これは、そんな不器用な人間達の物語である。

と書かれていました。


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アニメ「舟を編む」の見所は?

個人的には!
一見チャライけど、実は熱い男「西岡正志」CV:神谷浩史さん!
映画版では、オダギリ・ジョーさんが演じていました。
「重版出来」の五百旗頭(いおきべ)さんと重なります(笑)

明るくてコミュ力も高い西岡は、所謂「リア充」として描かれますが、故にその内面の闇も深い。
馬締の才能に嫉妬して自分の存在意義に疑問を持ちますが、「コミュ障」の馬締の言葉に救われていきます。

終盤の「見出し落ち」エピソードでの西岡さんは、是非アニメでも描いて欲しいですね~!

そして、馬締とヒロイン、かぐやの物語も!
「コミュ障」だけど「言葉のセンス」に長けた馬締が、かぐやへ宛てた15枚にも及ぶラブレターは必見!
映画では「巻物に筆書き」という演出になっていたそうです。
恋文かっ!
って、ちょっとやり過ぎ演出な気もしますが、、、。
(映画未視聴です。残念。円盤借りてきます!)

アニメ「舟を編む」最終回結末予想

最終回を予想しようと思っている現時点で、この作品が何クールなのかがわかっていないのですが、

仮に1クールだとすると、小説のラストまで描くのかどうか、悩みます。

小説では10年以上の時間が過ぎますが、勿論その全てが描かれている訳ではなく、1クールに収める事は可能だと思うのですが、

出来れば、端折って欲しくないエピソードが沢山あるので、「2期」ありき

を前提に、1期はかぐらとの恋の行方で終わって、2期で終盤の「見出し落ち」トラブルからの追い込みをじっくり描いて欲しいなーと思ったりします。

でも多分、1クールだろうなー。

女性雑誌から異動してきた岸辺さんとか、西岡さんの彼女である三好麗美さんのCVも発表されているからね。

原作では、『大渡海』の完成を見る事なく、他界されてしまう松本さんの手紙を読むシーンでラストから、前を向いて歩き出す主人公達というのが

きれいな最終回ではないでしょうか。

『大渡海』は「今を生きる」という謳い文句の通り、「言葉」は生きています。

「生きた言葉」を扱う限り「辞書の変遷」という仕事に終わりはない。

完成し出版された『大渡海』は、これから更なる「変遷」を重ねて何版にも育っていく。

その第1歩が漸く踏み出されたわけです。

アニメの2期、、とかっていう話ではなく、馬締達の「舟を編む」は、これからも続いていくんだなぁ。

と、ほっこり思える最終回になるのでしょうね。

わからない言葉に出会った時、スマホでちゃちゃっと調べる事ができる時代になりました。

でも、あのズシリと重く威圧感のある辞書を、たまには小説を読む様にペラペラとめくってみたりすると、思わぬ素敵な「言葉」との出逢いが待っているかもしれませんね。

さてさて、アニメ放送前に映画の円盤を見るか否か、、、悩みどころです。

今日も、最後までお読み頂きありがとうございます!

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