岩木一麻(いわきかずま)の経歴とプロフィール!今までの著書は?

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岩木一麻(いわきかずま)の経歴とプロフィール!今までの著書は?

昨日発表された、第15回「このミス大賞」は、岩木一麻さんの「救済のネオプラズム」が受賞されました!

岩木一麻さんってどんな方なんでしょうか?受賞作以外の作品も気になりますよね!

そこで、今日は、第15回 「このミステリーが凄い!」大賞受賞作家の岩木一麻さんについて調べてみました!

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岩木一麻さんのプロフィールと経歴

岩木一麻(いわき・かずま)

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1976年生まれ 40歳

神戸大学大学院修了。

国立がん研究センター、放射線医学研究所を経て、現在は医療系出版社勤務

「このミステリーが凄い!」公式サイトより

受賞作「救済のネオプラズム」は“がん”をテーマにした医療本格ミステリー

余命宣告された患者たちの体から“がん”が消え去る謎の解明に挑む物語。

主人公は「日本がんセンターの医師」です。

作者である岩木一麻さんが国立がん研究センターに勤務されていたという事で、その「リアル」な描写が期待できます。

今回の最終審査講評を読んでみても、

第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した海堂尊さんの『チーム・バチスタの栄光』(受賞時のタイトルは『チーム・バチスタの崩壊』)に肉薄するレベルとありました。

海堂さんもお医者様ですよね。

医学的知見と、本格ミステリー的な“驚愕の大トリック”とがダイレクトに結びついた、ほんとうの意味での“医学トリック”

なんだか、凄い「トリック」が仕込まれているみたいですね。


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岩木一麻さんの今までの著書はあるの?

「このミス」の応募要項には

「未発表の作品」

という大前提があるのですが、今回、大賞を受賞した岩木一麻さんは今までにもミステリー小説を発表されているのかが、気になったので調べてみました。

まずは単純に、amazonで作家名検索かけたんですけれど、残念ながらヒットせず。。。

でも、岩木一麻さんが「このミス」にエントリーしたのは初めてじゃないとの事だったので、調べてみたら、

2年前、第13回の「このミス」にエントリーされていて1次選考通過されています。

その作品が、「完全寛解」(かんぜんかんかい)

これも又、医療用語なので「医療ミステリー」

今回の受賞をきっかけにこちらも書籍化されたりするのかな?なんて、淡い期待を持ちましたが、

残念、、、と言うべきか?

今回の受賞作「救済のネオプラズム」は、この前回応募作「完全寛解」を「大幅に改稿した作品」なんだそうです。

そういうの、有りなんですね。

岩木一麻さん曰く

第13回の二次選考で落選した作品を改稿して応募することには、躊躇いも感じました。しかし、頂いたアドバイスを生かして他賞に応募するのも変な話だと思い、作品を選考委員に読んで貰えれば良い、と割り切って応募しました。

これは、本当に「勇気」のいる行動だったと思います。が、
前回応募した時のアドバイスをしっかり、きっちり受け止めて、2次選考に通らなかった作品を大賞作品にまでブラッシュアップされたと言うことですよね。

選考委員の方も

ここまで凄い改稿は、はじめて見た。

と評しています。

前述したように、受賞作「救済のネオプラズム」は、

「余命宣告された患者たちの体から“がん”が消え去る謎の解明に挑む物語」

ですが、このベースになった前回応募作のタイトル「完全寛解」という言葉にヒントがありそうですね。

Weblio辞書にガン用語として、以下の様に説明されています。

【完全寛解】
治療への反応としてがんの徴候が全て消失すること。これは必ずしもがんの治癒を意味するものではない。「complete response(完全奏効)」とも呼ばれる。

うーーんちょっと分り難い。

もう少し調べてみると、医療用語として「寛解」の説明がありました。

「症状が一時的に軽くなったり,消えたりした状態です。このまま治る可能性もあります。場合によっては再発するかもしれません」

これは、「がん」に限ったことではなく、喘息等の病にも使われるみたいです。

「治癒」という言葉との使い分けで、「安心させる」けれど「油断させない」といった風に、状況に応じて患者さんに説明するという事ですね、

詳しくはこちらの記事で!
参照:「病院の言葉」を分かりやすくする提案

稀代の「本格医療ミステリー」とういだけだはなく、「がん」という「手強い病」についての「知識」としても、ぜひ、読んでみたい小説です。

書籍化は来年1月頃の予定とか。

出版までには、更なる改稿がなされるのかと思いますが、ぜひとも前作「完全寛解」も読んでみたいですね。

ミステリーとしては「ネタバレ」になってしまいそうですが、

前作でメインとなった謎解きのアイディアを前菜で惜しげもなく披露している

そうなので、その辺りも心配ないって事ですよね。

この大賞受賞をきっかけに、岩木一麻さんがビッグネームになった曉には、そんな過去の「受賞落ち」作品は闇に葬られてしまうかもですが、なんとなく、そこをバネに同じ作品を再構築した岩木一麻さんなら、
「最初はこんなんだったんですよ~~!」
と、あっけらかんと発表してくれるんじゃないかなーーなんて、、、

ないかな?やっぱり。

最後までお読み頂き、ありがとうございます!

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