藤本那菜(アイスホッケー)のプロフィール!年俸は?出身校や家族もご紹介

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藤本那菜(アイスホッケー)のプロフィール!年俸は?出身校や家族もご紹介

藤本那菜(ふじもと なな)さんは、女子アイスホッケー日本代表のゴールキーパー

ソチオリンピックでは、全試合に出場しその実力と共に「美しすぎるゴールキーパー」としても話題を集めました。

現在はアメリカで活躍している藤本那菜さんについてご紹介しますしたいと思います!

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藤本那菜さんのプロフィール

藤本那菜(ふじもと なな)
藤本那菜選手jocプロフ写真
生年月日:1989年3月3日
出 身 地 :北海道札幌市
身 長:163cm
最終学歴:
札幌学院大学大学院臨床心理学研究科卒業
所 属:NWHLニューヨーク・リベターズ

藤本那菜さんの経歴とご家族

藤本一家とアイスホッケー

藤本さんがホッケーを始めたのは、6歳の時。社会人になってからホッケーを始めた父、絢士(けんじ)さんが「子供の頃からやりたかった」という思いを那菜さんに託したのがきっかけだそうです。

雑誌などのインタビュー記事を読むと、お父様の話がとても多く、親子で鍛錬を重ねてこられたのだと、とても強く感じました。

お父様は自宅の敷地内にプレハブの練習場を作るほどの熱の入れようです。
さすがに氷のリンクではなかったようで、インラインスケートを履いての練習。この時、シュートを打ったのは、2008年の世界選手権にDFとして姉妹出場を果たした妹さんの奈千さん!

お父様としては、こんなに嬉しいことはなかったんじゃないでしょうか。

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藤本さんの経歴

月寒中学から太谷高校へと進み、高校3年生の時に女子日本代表に初選出され、バンクーバー五輪予選に出場しますが、その後学業を優先したいと代表を辞退しています。

札幌学院大学人文学部から札幌学院大学大学院臨床心理学研究科へ

アスリートの方が体育系ではない学部で大学院まで進まれるのは珍しいなぁと思ったのですが、「学業に専念」していたんですね。

藤本さんは、この時の気持ちを

歩む道を自分で決めたかった。
キーパーはひとつのミスが勝敗を左右するほど重要なポジションなので、中途半端な気持ちで代表には入るべきではない。

と語っています。

しかし、バンクーバーで一緒に戦った仲間や指導者の方からの誘いを受けて、2012年に代表復帰。2014年のソチ五輪には全試合出場を果たしました。
翌2015年の世界選手権ではセーブ率93.75%を記録!チームとしては7位ながらも日本人初の個人賞ベストGKとなります。その実績をかわれ、世界初の女子プロリーグNWHLからのオファーでトライアウトを受け見事合格!ニューヨーク・リベターズと契約し、日本人初のNWHL選手となりました。NWHL公式サイト

アメリカ初の女子プロアイスホッケーリーグで活躍する藤本那菜選手!

Youtube FCI NY公式チャンネルより

日本人初のNWHL選手、藤本さんの年俸は?

アメリカといえばアイスホッケー人気が高く、実力も世界トップクラス。そこに発足した女子アイスホッケー初のプロリーグと聞くと、なんだか華やかな世界を想像しちゃいますが、「氷上の格闘技」と呼ばれる競技だけあって、そんなに甘い世界でもないようです。

年俸は150万位、チームメイト4人とルームシェアして、アルバイトしながらの生活なんだそうです。

(追記:番組内で藤本さんの年俸はチームトップクラスの200万だと言ってましたね!トップクラスというのは凄いですが、それで200万っていうのは厳しい世界です。比較してもしょうがないけど、男子NHLの平均年俸は240万ドル(約2億7千万円)だそうですよ!
なんじゃこの格差!
女子のプロアイスホッケーは産まれたてですからね、、。藤本さん達の頑張りでプロリーグが盛り上がって次世代の選手達の夢の舞台に育って欲しいです。勿論、お金だけじゃないけど
「プロ」として活動するからにはそれが1番シンプルな成果ですから。)

想像していたより、だいぶシビアです。しかし、そんな生活も「目標」にむかってトライしている藤本さんには「苦」ではない様子で、休日には、ルームメイトに日本食を自炊して振舞うこともあるとか。

そうですよね、やっぱり「世界で勝負!」するには「ハングリー精神」って大切!
ここ最近、せっかくの才能を「お金の誘惑」に負けて棒にふってしまったアスリートのニュースが続いている日本に、こうして頑張っている藤本さんのようなアスリートの「アメリカンドリームを掴んだぜ!」っていうニュースが、もっと沢山入ってきて欲しいです!

藤本那菜さんってどんな人?

2006年のトリノオリンピックで注目を集めたカーリング同様、アイスホッケーも国内においては苫小牧がメッカ。ほとんどの主力選手が苫小牧、釧路で活動しているそうですが、藤本選手は卒業後の進路は、JOCが行っているトップアスリート就職支援ナビゲーション「アスナビ」によって千歳市のデンソー北海道。
(コメントで教えて頂き、情報を修正しました!)

学業優先で代表を辞退した経歴もしかり、ちょっと一筋縄ではいかない「芯の強い」女性とお見受けしました。

けして運動神経に恵まれていたわけではなく、どちらかというと運動音痴だったという藤本さん。

スポーツは苦手です。
人より優れたものはありません。
視力もよくないのです。

謙遜半分としても、世界で活躍するトップアスリートの発言としては異色です。
チームで点を取り合って勝敗を決めるスポーツでは、やはり「点取り屋」フォワードの選手にスポットが当たりがちですよね。でも、日本がけして「強豪」とはいえないスポーツで白星をもぎ取るには、「堅守」は外せません。

プロレベルではありませんが、学生時代サッカー部の友人がディフェンダーは「臆病な位がちょうどいい。」といっていた事を思い出しました。

藤本さんいわく、ご自身の強みは

基本に忠実な事。

運動神経に頼らず、基本基本基本だそうです。

足りない部分を補う為に

「努力する才能」はあったのでは?

との自己分析。

地味な事をコツコツと継続できる力

ともいっていました。

「天賦の才能」なんてものに恵まれて生まれてくる人間は、ごく一部。ほとんどの人が、「そこそこ」得意な何かがあるか、或いは得意はないけれど一通り無難にこなせるか、はたまた、「なにやっても駄目」という劣等感をもっているか。

そんなどんぐりの背比べなスタートラインから人生を出発していった時、もっとも必要な才能が
「努力する才能」
「継続する才能」
なんじゃないかと思います。

そんな自称「地味な選手」である藤本さんですが、現在所属しているプロホッケーチームでのグッズ売上げが1位とか!
キーパーとしては小柄な体系に、和服の似合いそうな日本美人という条件も才能に上乗せされているかもしれませんが、藤本さんの活躍が、日本のウインタースポーツ、ひいてはすべてのスポーツでがんばっている、女の子アスリート達の希望になってくれる日はそんなに遠くないのではないでしょうか?

先日開催された2016年の世界選手権では、残念ながらスマイルジャパンの成績は震わず、下位のディビジョンへ降格してしまいましたが、藤本さんを始め、プロではないですがカナダなどの強豪国リーグに所属して活躍している選手も増えてきたそうです。2018年の平昌オリンピックでは、ぜひともメダルを狙って欲しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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コメント

  1. 小林 ふみひろ より:

    アイスホッケーの藤本選手の進路、「デンソー札幌」についてですが、正しくは「デンソー北海道」ですよ!

    • おこめ より:

      小林 ふみひろ様、初めまして!おこめです。
      ご指摘ありがとうございます!
      記事を修正させて頂きました。
      又、不備や間違いなくがありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです!