アニメハイキューセカンドシーズンが終わって、最初の日曜日です。
あーもう今日は、アニメでハイキュー観られないんだぁ~~~。
巷では「おそ松さんロス」なるものが、話題になっていますが、私、絶賛「アニキューロス」中でございます。
いやいや、原作は連載中なんですけどね。贅沢いってんのは重々承知です。
しかも、今回は、最終回の時点で、次のサードシーズンが発表されるという、異例の対応!
神様、仏様、公式様!!
ジャンプ本誌でも、早速ティザービジュアルがお披露目され、放送時期も今年の秋。
1stと2ndの時よりも、待ちぼうけ期間は短いという幸せに感謝!
では、ありますが、やっぱり寂しい日曜日・・・・・・。
本誌の1週間も待ち遠しくて、毎週アニメ観終わるたびに、「24時間ずーっとハイキューみてたいよっ!」と騒いでいた身としては長い半年でございます。
なーんて言ってても時間は飛び越えてくれないので!ここは一つ、サードシーズンを万全の体制で迎えようじゃないの!って事で、
サードシーズン「烏野VS白鳥沢」の原作をざっくり復習したいと思います!
※ この先はネタバレ含みます。現在発売されているコミック最新巻20巻では、まだ決着がついていません。(5/2発売の21巻で決着の189話まで収録されるかな?)
※ 未読の方でネタバレは見たくない!という方はポチっと閉じて、バックしてくださいませ!
※ そして、異様に長いです。なんたって、本誌1年分弱です。
<烏野vs白鳥沢掲載本誌の山>
覚悟とお時間ございましたら!おつきあい下さい!orz
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いざ!決勝!絶対王者『白鳥沢』に挑む!
、、、が、その前に、さらっと、前回の記事でも触れた、『大地さんの回想』のお話させてくださいませ!
なんで、そんなにこのエピソードに拘るの?って件ですが、
この回想は、現3年生の大地さん、菅さん、旭さんが1年生で烏野バレー部に入部した時のお話で、『落ちた強豪、烏野バレー部』がどん底だった時のお話。
そのどん底烏野バレー部に現3年生ズが入ってこなかったら、或いは、入ってきてもその「どん底」の空気にそのまま飲まれてしまっていたら、今の烏野はない!と思うんですよ。
よどんだ空気の中でも一人チームを鼓舞する当時のキャプテン田代さんがいう
めざせ全国優勝だ!
という言葉になんの現実感も持てず、スルーするチームの中で、もがいて抗った大地さん達。その甲斐あって少しチームのムードが上向くものの、結局は件大会2回戦敗退。
悔し涙で荷物を片付ける大地さん達の背中に、
ハァー・・・地に落ちたなあ烏野も
と罵声を浴びせるモミアゲキャップのおっちゃん。
このおっちゃんキーマンなんですよ!私的には!
このエピソード、3rdに突っ込むのは難しいのはわかってますが、円盤に24.5話的に収録してもらえたらなー。
(ついでにわがままを言えば、コミック17巻収録の番外編もぜひ!ぜひ!)
さてさて、ようやく本番です。
春高宮城県予選決勝当日!もう、この日コートに立つのは、烏野と白鳥沢の2校のみです。
試合会場に入る烏野にかんじわる~い言葉を浴びせる観客が1人
決勝進出がマグレじゃなきゃいいけどな!
!!!と反応する3年生ズ。
そうこれが、1年生だった大地さん達に罵声を浴びせたモミアゲおっちゃんです!よ!っと。
現コーチ、元烏野バレー部だった烏養さんもしってました。このおっちゃん昔からきていたそうで、父兄ではないから単に高校バレーファンの烏野贔屓なんじゃないかと。烏養さんいわく、良いと思ったプレーには歓声、そうでなければ罵声を飛ばすわかりやすいおっちゃん。
ていうか、烏野大好きなんでしょ?おっちゃん。わかる。わかるよー。私も大好きですから!
二度と”地に落ちた”なんて言わせねえ
ここの3年生ズの顔、超こわいっす。バトル漫画です^^;
超高校生級エース牛島若年要する常勝白鳥沢
決勝の相手は、過去2年、あの及川さん率いる青葉城西の全国行きを阻んできた現、県内最強白鳥沢。対する烏野は「決勝初心者」
春高予選でも、インターハイでも、白鳥沢にしてみれば、何度も出場し勝利している「決勝」の舞台「センターコート」烏野にとってはどちらも初めて。加えて決勝戦のみ「5セットマッチ」結果として、この5セットフルで戦うんだけど、4セット目以降、そして、15点先取の5セット目も初体験の烏野。
当然、下馬評も「マグレ」で勝ち残った烏野に白鳥沢が負けるなんて、思ってないわけで。
大応援団の白鳥沢サイドでは、全国の応援で東京行ったときの相談する女子生徒なんてのもいちゃったりするんだよね~。
「絶対王者vs番狂わせの弱小チーム」
リアルスポーツでも良くあるこの構図。この構図で弱小チーム側が勝利するパターンとしては、なめてかかっていた強者の方が思わぬ失点とかで、ばたついてまさかの黒星!サッカーの「マイアミの奇跡」で日本がブラジルを破ったみたいなね。
ここが、つけ入る「隙」でもあるんだけど、残念ながら?ありがたいことに?絶対エースウシワカさん、のっけから本気モードです。
予選直前と決勝直前、日向が「宣戦布告」したのが効いてます。
試合前練習からズドンっと一発、バウンドしたボールが2階席まで届くほどのスパイクを打ち込んできます。
ひぇ~~!! なんじゃこの化け物っぷりは!
でも、こんなとこで怯む烏野じゃないです。負けじと「変人速攻」で相手コートネット際真下に叩きかえします!
壮絶な「殴り合い」開始です!
第1セット 「左の脅威」vs「スーパーリベロ」
序盤から、待ったなしで、炸裂するウサワカさん!烏野守護神、リベロのやっさんが、捉えたと思ったレシーブがズバンとはじかれてしまいます。
ウシワカさん、パワーだけじゃなく高校生では珍しい「左利き」
これが相当の脅威になるわけなんだけど、、
「出たな・・・”左”」
のやっさん、当然、わかってました。ウシワカさんの「左の脅威」
「3本下さい」
3本で「必ず慣れてみせる」というのやっさんに、まかせたとばかりにうなずく大地さんと旭さん。
すみません!前回、1クール目の見所を「ツッキー覚醒!」と豪語しましたが、違いました。
全部見所です!見逃していいとこなんてなかったです。
もーそんなあったりまえのこと、失念するなんて!!
のやっさん!超かっけーっす!
ここ、その前に布石があるんですよ。
絶対エースのパワーでねじ伏せてくる白鳥沢に対して、1対1では勝てるわけないけど「トータルディフェンス」で対抗しようという烏野。
テレビなんかでバレーの中継みていても、そうゆう細かいとこってなかなか気がつかないんだけど、ブロックでとめられなくても、ワンタッチで威力を殺すとか、触れなくてもスパイカーが打つコースを絞る事でリベロがレシーブしやすくするとか。
ここで、ツッキーが重要になってくるわけなんだけど、第1セットはまだ覚醒前のツッキー。
ブロックに飛んだ時にウシワカさんに気おされはじかれて、サーブの威力もハンパないウシワカさんにこれまた
あのサーブのレシーブにまわるポジションじゃなくてよかった
なんて、思っちゃうわけで。でもこれってすごくリアル。
そして観客席のツッキー兄いわく、誰よりも冷静なツッキーには「体に染み付いた感覚」は関係なくて「目の前の情報」のみが絶対。だからこそ、ウシワカさんの威力にビビるんだよね。多分この時、ツッキーの心ん中には「これは無理じゃない?」って気持ちがあったんだと思う。冷静に考えて、こんな超高校級スパイクとめられる気がしないと。1セット目はもう無理だなーと。
実際、1セット目は落としちゃうんだけど、
そんなツッキーの目に飛び込んでくる、かけらも諦める気のないのやっさん。あきらめるどころか、来い来い来い来い!と待ち構えてる。
これ、この、のやっさんの顔みたら、もうね、「諦めるって何?」って思います。
この、のやっさんの「リベロ」としての本能が!3本目で宣言とおり、ウシワカスパイクを捉えるんだよ!
もちろん、1本あげたからといって、それで「攻略」とはいかないけど、この時、ツッキーの中で目覚め始めていた「何か」がむくっと動いたのは確実!
この一本をきっかけに、防戦一方だった試合が、いよいよ『殴り合い』へと助走をはじめ、後半追い上げるも「16-25」で白鳥沢1セット先取!
という訳で、1セット目の見所ナンバーワンは、『魂のスーパーリベロ 西谷夕』です!
第2セット GUESS・MONSTERとツッキー覚醒!
第2セット前半の見所は、白鳥沢のGUESS・MONSTER天童vs影山!
GUESS・MONSTERの「GUESS」ってのは、英語の「推測する」と今年の流行語となりつつある「下衆」のダブルミーニングって感じ?
読みと直感で飛ぶ「ゲスブロック」当然外れることもあるんだけど、天童さんの直感はかなり鋭くて、あの及川さんに天才と言わしめる影山のトスを読んでのドシャット連発してきます。もー負けず嫌いの影山君にしたら、はらわた煮えくり返る展開。
まーここで、こういう「直感」タイプのブロッカー出してくるのも、「ツッキー覚醒」への布石なんだけど、ここは、やっぱりハイキュー!絶対エースウシワカさんだけじゃない白鳥沢の魅力も盛り込まれてくるわけです。
GUESS・MONSTERの天童さん
ウシワカ先輩に対抗心むき出しの1年生次期エース候補五色君
そして、及川さん、影山君とは正反対の「目立たないセッター」を目指す白布君。
みんなに、それぞれの想いと物語があるわけです。
第2セット後半の見所は、この白布くんとツッキーの水面下での攻防!
ウシワカさんの、なにもかもをねじ伏せる圧倒的な強さに強くあこがれる白布君。その「うちのエース」に最高のスパイクを打たせることが自分の仕事だと、それが一番かっこいいバレーなんだっていう白布君に対して、弾かれても弾かれても飛び続けたツッキーの執拗なブロックが、じりじりとストレスとプレッシャーを与えた結果、わずかに乱れたトスを誘って、この試合初めて!ツッキーが、ウシワカのスパイクをドシャット!!
これが、30点台まで続いたジュースを決着させる1点となって、第2セット「31-29」で烏野1セット奪取!!!!!!
うおぉおおおおおおお!!
ツッキー!初の!ガッツポーズだよ!!
ぶち抜き見開き1面、ツッキーガッツポーズ!!
たかがブロック1本
たかが25点中の1点
たかが部活
熱血まっしぐらの日向と、一見クールそうにみえて超々負けず嫌いな影山。そんな二人に触発されて、ピンチサーバーとしての自分の場所を見出した山口。そんな一年生の中で、唯一常に一歩引いた目線だった月島君!
どうして「たかが部活」にそんなに一生懸命になれるの?といっていたあのツッキーが!
懇親のガッツポーズ!ですよ!永久保存の見開きページです!
東京合宿で、梟谷のエース、木兎さんがいった
お前がバレーにハマる瞬間
そして、音駒キャプテン黒尾さんの言う
100点の1点
本当はバレーが大好きなツッキーが、そんな風にちょっと「冷めた」スタンスになってしまったお兄さんとのエピソードがあって、このガッツポーズを観客席で目の当たりにしたお兄さんと抱き合いたかったおこめです。
逆にいえば、もうバレーをやめちゃっても良かったくらいのツッキーがこうして続けていたって事は、やっぱり日向や影山に負けない位、もしかしたら誰よりも「バレー大好き少年」なのかもしれないよね!
2セット終了で戻ったベンチ。懇親のガッツポーズから、あっという間にいつものツッキーに戻った月島と日向のやり取りも、「いつもの烏野」がそこにあって、らしさ満載でニヤニヤしちゃいますよ!
そして「ツッキーはなんかやってくれると思ってた!」と自分のサーブ決まった時より嬉しそうな山口君。あんた、本当にどんだけツッキー好きなのよ(笑)
いいよねーこの好対照な「幼馴染みのツレ」感!
第3セットは「白布君」回
フルセット攻防の決勝戦の中では一番、短い第3セット。ほぼ、1話で終わるんだけど、ここは間違いなく「白布君」回!
セカンドシーズンで、きっちり細かいエピソードも描いてくれたアニスタだから、この白布君回もきっちりやってくれると信じてます!
だって、ここってかなり重要!
ハイキューは「小さな巨人」にあこがれた「小さな日向」の物語。
白鳥沢戦は、そんな日向と体格も才能にも恵まれた大エースウシワカとの対決が一番の見所だってのは間違いないんだけど、一方これまで繰り広げてきた「打倒!青葉城西」は孤高の天才「王様セッター」影山と、センスと努力の秀才セッター「大王様」及川さんの物語でもあって、その両者はある意味「スター選手」として存在してきたわけだけど、ここで最後に登場してきた「目立たないセッター」を目指す白布君のお話はとっても重要だと思うんですよ。
てか、ハイキューのセッター陣、みんなそれぞれ個性があって、魅力的ですよね!研磨君しかり、赤葦さんしかり!
そして、どのセッターも癖のあるエースや相棒かかえて大変ですわよ!あ、青城はセッターじゃなくて岩ちゃんのほうが苦労してますね(笑)
第2セットの最後、ツッキーにくずされた白布君だったけど、第3セット、きっちり修正してきて、「20-25」で白鳥沢が奪取。
ふーこれでセットカウント「1-2」です。
第4セット以降はこちらに続きます。→ ハイキュー3期【アニメ】『烏野VS白鳥沢』のネタバレと結末は?その2