ハイキュー３期【アニメ】『烏野VS白鳥沢』のネタバレと結末は？その２

長くなっててごめんなさい！
『烏野VS白鳥沢』のネタバレその２でございます。
以下、第４セットから

第３セットまでは、『ハイキュー３期【アニメ】『烏野VS白鳥沢』のネタバレと結末は？その１』です。

※　この先はネタバレ含みます。現在発売されているコミック最新巻20巻では、まだ決着がついていません。（5/2発売の21巻で決着の189話まで収録されるかな？）
※　未読の方でネタバレは見たくない！という方はポチっと閉じて、バックしてくださいませ！

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第4セット　「個の力」VS「烏合の衆」

2セットとられてあとがなくなった烏野。背水の第4セット！

もうこのあたりから、毎週毎週号泣回です。（って、これ、通常運転か^^;）

絶対的パワ型エースのウシワカさんに対抗しなくちゃいけない烏野って図式は変わらないから、やっぱり、リベロのやっさんとミドルブロッカーのツッキーがキーマン。
第4セットのっけは、この二人がかみ合ってのドヤァ!!っていう1点。
ブロックで簡単にとめられないスパイクだけど、コースを絞って、”守護神”の視界をクリアに!!
烏野には、元々のやっさんていう、守備の要のスーパーリベロがいるんだけど、そこにもう一つの守備の要ブロッカーとしてのツッキーが加わってきたってのが大きい！

てか、「チーム」って意識を今まであまり出していなかったツッキーが、ウシワカのスパイクに唯一対等に勝負できるのは「彼」だと！
そして、「俺だ」とレシーブを上げるのやっさん！！

この166話のタイトルが『守護神と月明かり』
ツッキー、月明かりだよ！
どんだけ、かっこいいんだよお前ら！

このタイトル凄く好きです。アニメのタイトルは原作のものがそのまま使われたり、使われなかったり。是非是非この回は原作タイトル採用して欲しいです！

そうして、一進一退の第４セット。ツッキーがしめて、のやっさんに道をつくっても、ぶち抜かれる可能性のが高い状況で、さらにあと一歩！守備を下げて奇跡じゃない1本を創れ！烏養コーチの想い！

コートの6人だけじゃなく、ベンチに控える選手だけじゃなく！烏養コーチも熱い！

この第4セットから、監督同士のコンセプトの違いもクローズアップされてきます！
3年間という限られた時間の中で出来ることは少ない。故に「個」の力の強い者を集めて、それをうまく融合して機能させるという考え方の鷲匠監督。
個人の身体能力、高さとパワー。それだけしゃないから奥が深く、面白いんだという前監督烏養じーさんの血を引く現烏養コーチ。

これはもう、どっちが正しいとか、そういう問題じゃあないんだよね。正解とかは無い世界。

どん底烏野に大地さん達が風穴を開けて、最上級生になった時に日向と影山、ツッキーと山口君が１年生として入ってきたっていうこのタイミングは、今しかない訳で。対する白鳥沢も、大エースウシワカ君がいて、そこに「己の顕示欲」を殺せるセッター白布君がいるのも「今」しかない。

そしてこのセット終盤、久々に日向の見せ場がきます！（笑）

ベンチに下がっていた時に、ブロックについて縁下さんにアドバイス貰った日向。
どうしたって身長のハンデはなくならない。だったら！
スパイクかと見まがう助走からのブロック!!
烏養じーさん上手い事言うんだよ！『助走こそ･･･人工の翼』

相手はウシワカさんじゃあないけど、大平さんのアタックを止めます!!
ここで、ウシワカさんに日向吼える！

（羨ましいけども）高さで勝負しないとは言ってないっ！！

（羨ましいけども）が日向らしいよね。

どうしたってバレーは高さがある方が有利。そんな事、誰よりも日向が知ってる。
長丁場の殴り合いゲーム。「上手くサボる」のもありだと、烏養じーさん。でも、日向は跳び続けるしかない！

ここで！田中先輩！カッケーとこ来ますよ～!!準備ＯＫ？

助走をつけて飛ぶ日向のブロックは横に流れちゃうんだよね。それを！

「（来い！日向！俺が支える！）」

男気じゃんけん優勝候補筆頭だよ！田中さん！

『For The Team』

勿論、みんなそうなんだけど、田中さん一番この言葉が似合う。自分だってウィングスパイカーなんだからさ、基本は「俺にもってこ～い！」なんだよね。
相手チーム威嚇したり、一見熱い男代表みたいな顔して、冷静にスパイク打つしさー。
いつか、「田中回」来るのを信じてる!!

支え合って、鼓舞しあって、一つのボールを繋いでいく。後輩達に負けてらんないと、旭さんもスパイク決めるけど、どうしても後一つのブレイクが取れない烏野。

ここで！今回は「日向の翼ブロック回」かと思いきや！
やっぱりツッキーにおいしいとこ持ってかれます。
なんと、ツッキーの一人時間差！

新技仕込んできたのは君だけじゃないんだよ日向

いいよねーこゆの。同じチームの中で、刺激しあってみんなが上を目指していく感じ！

これで、漸く連続ブレイクで「23-21」相手にブレイクされなければセットポイント！

既に第２セットで激しいデュースの応酬してるし、烏野がこことっても第５セットあるのは確実だから、サクッと行って欲しかったけど、そうはいかないんだね～。
結局、このセットポイントをものに出来ず、再びのデュース。
ここで挑発してくる天童に放つ影山の一言が、胸熱なんですよ。

「･･･俺が何かに絶望するとしたらバレーができなくなった時だけだ」
今ここにいる全員が、間違いなく「バレー馬鹿」（観客席のもみあげおっちゃん含む）

この後、逆にマッチポイントを握られるも次にとりかえして再びのデュース！
やめてくれ心臓縮むわーという烏野応援席で！もみあげおっちゃん！ほえます！

フン！こんな状況へでもねえわ！！
強豪としての記憶は新しいのに　誰の目にも留まんねえあの頃に比べればよ

かーらーのー

大きく息を吸ってぇ～～

期待してるぞ烏野ォー！！

はい。号泣ポイントきました！

もーさー、名もないもみあげおっちゃんまで、泣かせにかかってくるってさぁ～。
反則っしょ～ハイキュー。

更にデュースとセットポイントを繰り返して、漸く、烏野が第４セット取ります。

ふ～、もうおばちゃん心臓もたねーっす！

第５セット 春高宮城県予選ついに決着！

長いゲームの中、一番ボールに触って一番相手との駆け引きで神経すり減らしてる影山君、いったんベンチで休まないとね！って事で、
前半は、きました！菅さん回！

旭さんにトスを上げ続けてきた、３年生セッター菅さん！あーこの人こそが『For The Team』だわ。
悔しくない訳無いのに、１年の「天才セッター」に正セッターをすんなり明け渡して、ベンチから声を上げ続けて、みんなを差さえ続けてきた菅さん！
「自分の実力は弁えている」でも、心に灯る炎をけっして消さないで、いつでもコートに入れる準備だった万全にしてる。
静かに、熱い男！全員主役がハイキューの代名詞が、この土壇場で登場！

ここで、ちょこっとサービスカット！
３年生ズと清子さん入ります！アニメでカットしないでね～～！
いつも、「清子さ～ん」は２年生コンビ、田中さんとのやっさんの独壇場だったんだけど、今回は３年生ズよ！
やっぱり、部活の花はいいっすよね～。和みます！
ここからコートインでの旭さんと菅さんのやり取りも胸キュンです。３年間、コンビ組んできたんだもんね。
エースとセッター。ここにもナイスなコンビ健在です！

そして、この大事なセットで、ツッキー出血で一時リタイア！の大ピンチです。
リタイアで大ピンチになるって事は、やっぱりこの白鳥沢戦、主役はツッキーかなぁ。
でも、ここでツッキーの変りに成田さんIN。菅さんと一番多く練習してる成田さん！出番は少ないけど、ちゃんと機能できるのは、この１回の為に、毎日積んできた練習なんだよね。

「ちゃんと時間稼いでよ！」と日向に言い残して、医務室へ向ったツッキーの表情に、大地さんも気合いが入ります。
（ここで、根性みせずにいつ見せんだよ！）

いやいや、大地さんいつだって根性みせてっから！その背中が！烏野の要だから！

ウシワカさんみたいに「個」の力でねじ伏せる、絶対的エースのいない烏野は、とにかく「攻める」しか勝機はない。やれる事はすべてやって１点を取りに行くスタイルのチームの中で、唯一「堅守」なイメージの菅さんだったけど、この展開で、菅さんも勝負にでます！
こっそり、のやっさん達と練習していた、リベロのトスから菅さんも入れての同時多発位置差攻撃！腹決めた時の菅さんは、ちょ～こわくってかっこいい！

第５セットでは立て続けにウシワカさんと天童さん両名の回想入ります。

ここまで違う意味で、「化け物」感のあった二人だけど、この回想から、そして試合が進むにつれて、どんどん「人」としての一面が見えてくる様な気がしました。
特に、ウシワカさんね。
身長が低かった現役時代の自分の苦い思いから『絶対的な力』を追求した鷲匠監督とは違った意味で、日向に対抗心を燃やす事で、『絶対エース』から、『バレー小僧』へと戻っていく感じ。

チームから絶大な信頼を受けて、ここまでチームの大黒柱としてやってきたウシワカさんは、中学時代の影山の様に「孤高の王様」では無かったかも知れないけれど、やっぱりそこには「孤独」があったんじゃあないかと思う。
チームの信頼を得られずに、「一人王様」を早めに味わって、そして、そんな王様にむきだしの感情をぶつけてくる及川さんっていう先輩もいて、一見したら影山のが不遇っぽいけど、実は影山は恵まれていて、ウシワカさんのが、孤独だったんじゃあないかなぁと。
なんどどなく天童さんが今日の若利君はいつもと違って面白い的な発言もしています。

そんな回想をまじえつつ、ゲームは佳境に！もうここからは見所しかないです。今までもそうなんだけど、いろんなもんがギューっとつまった怒濤の13話位？
両校の想いが炸裂します。
エース旭さんに託すのやっさんの気持ちとか、大エースウシワカから次期エース五色君に無言で繋ぐ想いとか、土壇場で間に合って帰ってきたツッキーの、黒尾さん直伝『最後に咲う（わらう）』ブロックとか、ツッキーのブロードとか！太ももバンバン叩いて走る田中さんとか、ピンサの山口君と、大地さんのやりとりとか！
あーもう何百万文字あっても足らんわ!!

ふー。落ち着こう･･････｡

15点先取の第５セット。何度もマッチポイントとブレイクを繰り返す、最後の殴り合い！

５セットかけてツッキーがウシワカさんに仕掛けてきた罠。ひたすらにクロスをしめて、ストレートを気持ちよく打たせてきた罠。最後の最後にストレートをドシャット!!

･･････のはずが、反射で動く腕を無理矢理に、クロスへ変えて打ち返す！超絶エースウシワカの前に、地面に這い蹲り、ド頭をデカイ両手の平で押さえつけられる日向達。
悔しい、悔しい！･･･かっこいい！

だけど!! そのウシワカの両腕を、グググゥウウウウと押し戻す、先輩達がいるんだよ!!

もう、ここ、何回よんでも、涙で良くみえません!!

力業でクロスへ打ったボールが影山にあたって大きくはずれて、だけどそのボールにくらいつく大地さん!!

まだ、ボールは落ちていない！!

「旭！ラスト！」

旭さんのうったスパイクが、ブロックされ、そのボールを田中さんがひろって烏野チャンスボール！

最後の同時多発位置差攻撃！オール！フォロー皆無！

飛び出してくると誰もが思った日向が一瞬遅らせて紛れる。

マイナスから1stテンポへ

影山のトスは、日向へのバックトス。

前にブロックのいない日向のバックアタックは、レシーブの腕をはじいて、コートへ･･････｡

試合終了のホイッスル！

う、う、うおおおおおおおおおおおおい!!勝った！勝ったよ!!烏野!!

第５セット「21-19」烏野！

セットカウント「3-2」で烏野、勝利!!

烏野が取った３セットは全て、デュースから。

長かった。長かった、宮城県予選。

春高宮城県代表、烏野高校です！

もしかしたら、今回は、烏野代表なれないんじゃないかと、何度も思いました。
日向達は１年生で、初の春高予選で、まだチャンスはあるし。

でも青城戦のあと、３年生の回想がはいって、もうなにがなんでも勝たせて!!と、ずっとずっと思って読んでました。
このメンバーで、「今」ここに繋がれたメンバーで、全国へいって、そして「新・ゴミ箱の決戦」を見せてほしいと、ずっとずっと祈っていました。
なので、最後は敢えて、このシーンで

おめでとー！烏野！そして、ありがとう！

試合後の両校の様子や、烏野ベンチ、そして山口君とツッキーのシーンも絶対！アニメでも描いて下さい!!

オマケ

第５セット もう一つの見せ場!?

眼鏡私服の及川さん!!あーんど岩ちゃん！
こっそり観戦してた、及川さんとそれを見つけてからかう岩ちゃん！
終盤、この二人の解説と言う名のかけあい漫才？も阿吽コンビここに健在！って感じで、青城３年生、全国ならず！のせつない気持ちが少し紛れます。

高校バレーのその先へ！そんな及川さんとウシワカさんも楽しみです！

いじょーにいじょーに長い文章になってしましました＾＾；

もしも、もしも、最後まで、おつきあい頂けていましたら、本当にありがとうございます。
実は、これでも、言いたい事の半分くらいしかいえてません！という恐っろしい状況でございます！

又、感想だけのなっがーい記事、書いちゃったらごめんなさーい！

その１はこちら→ハイキュー３期【アニメ】『烏野VS白鳥沢』のネタバレと結末は？その１

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