森泉貴博(体操全日本男子コーチ)の成績や家族は?プロフィール紹介!

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森泉貴博(体操全日本男子コーチ)の成績や家族は?プロフィール紹介!

森泉貴博さんは、数あるオリンピック競技の中でも、メダルの可能性が高い「日本代表男子体操チーム男子体操」のコーチを務めていらっしゃいます。

リオオリンピックまで1ヶ月きりました!

今日は、そんな「日本代表男子体操チーム」のヘッドコーチを務めていらっしゃる「森泉貴博さん」をご紹介したいと思います。

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森泉貴博さんのプロフィールと経歴

森泉貴博さんプロフィール

森泉貴博(もりいずみ たかひろ)
森泉貴博さん
生年月日:1970年11月26日(45歳)
身長/体重:167.5cm/63kg
血液型: A
出生地 :愛知県
出身高校 :埼玉栄高校
最終学歴 :日本大学
所属:株式会社 コナミスポーツ&ライフ

森泉貴博さんの指導歴

・1997年 第32回世界体操競技選手権大会(スイス・ローザンヌ) コーチ
・1999年 第34回世界体操競技選手権大会(中国・天津) コーチ
・2000年 第27回オリンピック競技大会(オーストラリア・シドニー) コーチ
・2001年 第21回ユニバーシアード競技大会(中国・北京) コーチ
・2002年 第36回世界体操競技選手権大会(ハンガリー・デブレツェン) コーチ
・2003年 第37回世界体操競技選手権大会(アメリカ・アナハイム) ヘッドコーチ
・2004年 第28回オリンピック競技大会(ギリシャ・アテネ) ヘッドコーチ
・2005年 第38回世界体操競技選手権大会(オーストラリア・メルボルン) ヘッドコーチ
・2006年 第39回世界体操競技選手権大会(デンマーク・オーフス) ヘッドコーチ
・2007年 第40回世界体操競技選手権大会(ドイツ・シュツットガルト) ヘッドコーチ
・2008年 第29回オリンピック競技大会(中国・北京) ヘッドコーチ
・2011年 第43回世界体操競技選手権大会(日本・東京) コーチ
・2012年 第30回オリンピック競技大会(イギリス・ロンドン) コーチ
・2013年 第44回世界体操競技選手権大会(ベルギー・アントワープ) コーチ
・2014年 第45回世界体操競技選手権大会(中国・南寧) コーチ
・2015年 第46回世界体操競技選手権大会(イギリス・グラスゴー) コーチ

森泉貴博さんの現役選手時代


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指導者として、輝かしい経歴の持ち主である森泉貴博さんですが、現役選手時代は怪我との戦いだったようです。

森泉貴博さんが本格的に体操を始めたのは小学校5年生の時。それまでは野球や少林寺拳法とあれこれ挑戦していたそうですが、地元の体操教室で「選手コース」へすすめた事をきっかけに「体操1本」に絞りました。

中3で名古屋から東京へと越してきて、高校は埼玉栄高校に進学。リオに出場する加藤凌平選手の先輩になるんですね!

成績は全国大会で10番目くらい。

高校3年生で出場したインターハイで左肘を脱臼してしまいますが、その後の高校選抜で6位になり、かろうじて全日本選手権には出場されたそうですが、
「本当に出場するだけ」
だったそうです。

因みにこの年に開催されたソウルオリンピックには同い年の高校3年生の池谷幸雄、西川大輔両選手が出場し、団体総合銅メダル。

個人では池谷選手が床で銅メダルを獲得しています。

高校では左肩も傷め、日大時代は常に「痛みとの戦い」だったそうです。

「世界選手権」や「オリンピック」という夢を持つ事ができなかった森泉貴博さんは大学在学時代から

卒業したら一日も早くコーチになって選手を育てて、代表になってもらいたい

と考えていたと。

今思えば、これは「天職」との出会いだったのでしょうか。

素晴らしい選手=素晴らしい指導者

という図式が必ずしも成り立たない事は、あらゆる競技で証明されています。(もちろんイコールになる人もたくさんいらっしゃると思いますけど)

卒業後、縁あってすぐにコーチとして就いた朝日生命に、当時高校1年だった「塚原直也選手」が在籍。

その塚原選手のコーチとして、過去オリンピックで通算7個の金メダルを獲得したロシアのニコライ・アンドリアノフさんが来られ、間近でその「指導」を勉強できた事が宝物だとおっしゃっています。

現男子体操キャプテンの絶対エース「内村航平選手」と初めて出会ったのもこの頃。練習に訪れた内村選手はこの時まだ小学生だったそうです。

卒業後、わずか4年で代表コーチとして世界選手権に同行されている森泉貴博さん。

代表コーチの仕事は、海外遠征も多く、選手よりも拘束時間は長いそうなので、プライベートはどうなんでしょ?なんて余計なお世話な事を考えてしまいましたが、ご家族は、奥様と娘さん、息子さんがいらっしゃるそうです。

子供さん達が体操をしているのかはわかりませんでしたが、もしも体操選手を目指していたら、親子でオリンピックというのも夢ではないですよね。

森泉貴博さんのコーチングとは

森泉貴之さんの事を調べていると必ずと言っていいほど、日本男子体操の絶対エース「内村航平選手」の名前が付いてきます。
そんな、「バディ」な二人のエピソードはたくさんあるのですが、特に印象的なのが、北京オリンピックでの事。

内村選手が、初めて出場したオリンピックです。

団体で銀メダルをとった2日後の個人総合で、内村選手は苦手な鞍馬で2度の落下をして、23位とメダル圏外に。残る種目は平行棒、跳馬と鉄棒。
明らかにがっくりと落ち込んだ内村選手に森泉貴博さんがかけた言葉が、

「アテネ五輪のポール・ハム(米国)だって跳馬に失敗したけど優勝したぞ」

既にその実力が注目を浴びていたとはいえ、この時のエースは富田選手。内村選手はオリンピック初出場の若干19歳。

「気持ち切り替えて!」
とか、

「まだ終わってないぞ!」
とか、

更には
「お前にはまだ先があるんだから」
とか、、、

そんな、言葉をかけたとしても全く不思議ではない場面で、森泉貴博さんがかけた言葉は、そのどれでもなく、一瞬軽口に聞こえるようでいて、そこには、内村選手が、初出場だろうが、若干19歳だろうが、明確に「メダルを狙っていた」という気持ちを十二分に理解して、更にまだ諦めるな!という叱咤と激励が込められています。

この言葉を受けて、

「そういえば、そうだったなと思って、その後は着地を狙いにいった」

という内村選手もこれ又あっぱれ!

結果、個人総合銀メダルという快挙を達成しました。

そして、このさりげない一言は、この大会だけじゃあなく、その後に続く内村選手の前人未踏伝説のはじまりを作ったといってもいいんじゃあないでしょうか。

なんだろ、、この超越したアスリートとコーチの、その間でしか伝わらない、その間でのみ伝わる「阿吽」感!

水泳の北島選手と平井コーチとかもこういう関係ですよね。

これは、もう
「神様が巡り合わせた」
といっていいんじゃあないかと、

私がスポーツを観ていて「泣き」がはいるポイントベスト3に入ります!!

そして昨年、内村選手が前人未踏の個人総合6連覇を達成した世界選手権でのツーショット!

6連覇内村選手と森泉コーチ
出典:毎日新聞

個人総合前に行われた団体決勝の鉄棒で、内村選手にしてはめずらしく演技途中で落下してしまいました。
その技がG難度の離れ業「カッシーナ」

森泉貴博コーチは、この技を個人総合決勝では外そうと指示しました。会場の鉄棒のしなりが合わず、演技直前での決断だったそうです。

「航平は世界の誰もが尊敬する選手。航平らしく失敗のない演技で優勝させたかった。技を抜いた勝ち方に、本人は満足していないだろうけど、そこはリオにつなげていけばいい」

と、その時の事を語っています。

「大事なのは基本技術をアレンジして、難しい技ができるということ。技が成功しなければ、前の段階に戻って見直す。常に基本に遡り、指導を進めるのが自分の一番の柱だと思う」

自身は怪我に悩まされ、選手として高みを目指す事をあきらめざるえなかった森泉貴博さんですが、たくさんの優秀な選手が集まる環境で過ごした選手時代から、すでに「指導者」という道を考えていた事で、より「体操」という競技を「俯瞰で考える能力」や選手の状態を瞬時に把握する「観察眼」が磨かれていったのでは無いでしょうか。

内村選手曰く、

「作戦などは任せていて反対したことはない。僕には本当に大事なことしか言わないので、何か言ってくるってことは相当大切なことなんだろうと思う。自分では気づかない部分や、やり過ぎてしまっている部分を言ってくれ、僕がベストな状態で試合ができるように持っていってくれているなと感じる」

絶対エースから絶対の信頼をえている森泉貴博さんが率いるリオオリンピック男子体操代表チームは

内村航平選手・ 加藤凌平選手・ 田中佑典選手・ 白井健三選手・ 山室光史選手の5名

うち大学生の白井選手以外は全員、森泉貴博さんと同じコナミスポーツに所属しています。

治安問題やジガ熱を危惧して代表辞を退大する選手もいるという状況で、大会運営が無事に行われるのかという不安は残りますし、男子体操は「金メダル」が大いに期待されているので、プレッシャーもハンパない!とは思いますが、森泉貴博コーチとエース内村航平選手を筆頭に、体操男子のチームワークで「美しい日本の体操」を見せて貰えることでしょう!

リオオリンピックへ向けての森泉貴博さんのインタビュー記事はこちらから!
月刊リオ(毎日新聞サイトより)
「頂を目指して 男子体操 完璧な演技こそ目標 森泉貴博・日本代表コーチ」

安全な日本からではありますが、選手の側で、サポートする森泉貴博コーチにも注目しつつ、全力!応援!したいと思います!

今日も、最後までお読み頂き、ありがとうございます!

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