浅野理生(和菓子職人:wagashi asobi)の経歴と店舗や商品をご紹介

浅野理生(和菓子職人:wagashi asobi)の経歴と店舗や商品をご紹介 | Yajiuma-ride!

浅野理生(和菓子職人:wagashi asobi)の経歴と店舗や商品をご紹介

浅野理生さんは、大田区上池上でご主人の稲葉基大さんと和菓子店『wagashi asobi』を営む和菓子職人さん。

お二人が店舗を構えたのは2011年春。

それまでは、老舗の和菓子店で職人として務めながら、創作和菓子ユニット『wagashi asobi』として世界各国のイベントへの参加や他分野とのコラボレーションで和菓子の魅力を発信されていました。

今日は、そんな和菓子職人 浅野理生と、ご主人の稲葉基大さん、『wagashi asobi』をご紹介したいと思います。

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和菓子創作ユニット『wagashi asobi』のお二人

浅野理生(あさの りお)さんの経歴

浅野理生さん
1973年 北海道生まれ 42歳

製菓技能士一級・製菓衛生師・栄養士

京都 鍵善良房で、修行の後、有名店を経て虎屋に入社

稲葉基大(いなば もとひろ)さんの経歴

稲葉基大さん
1973年 東京都生まれ 42歳

製菓技能士一級・製菓衛生師
NYC FOOD PROTECTION
Tokyo Midtown Aword 2012
デザインコンペティション 柴田文江賞受賞

たまたま、虎屋に入社し、東京勤務の後、ニューヨーク店へ。
ニューヨーク店閉店を機に帰国。

お二人の出会いと『wagashi asobi』

稲葉さんは、東京へ戻ってから、いろいろなジャンルの人が集まり「手作りのものを一つ持ち寄る」というサークル的な活動に参加されていた時に、その中のメンバーから「イベントでテーマにそった和菓子を作って欲しい」といわれて作ったところ、好評になり、他にも依頼も受けるようになった事がきっかけで『wagashi asobi』としての活動を始めたそうです。

『asobi』というネーミングが、アルファベット表記ではありますが、日本に古来から伝わる「~~遊び」「~~ごっこ」を連想させられて「和」の心を強く感じます。
始まりが「仕事」ではなくサークル的な活動であったからなのかも知れませんね。老舗の虎屋では、できない「遊び心」で自由な「wagashi」を創作する。
そんなイメージでしょうか?

本当に「和菓子作り」が好きなんですね。仕事と趣味が一緒!という感じです。

浅野さんは、虎屋へ入社した事で、稲葉さんと出会い『wagashi asobi』に誘われ、初めのうちは個々に活動していたのが、「二人で和菓子を」という要望を貰い現在の二人で創作する形になったように。

『二人で作った和菓子を』と言った方が、どなたなのか、複数いらしたのかはわかりませんが、二人が「一緒に」創作した方が、もっといい和菓子ができると見抜いていたんですね。

職人の方が「創作する」というのは、なんとなく、一人没頭して!というイメージがあります。
料理の世界でも、パテシィエでも、例えば工芸品でも。そうして「弟子」に伝承して「引き継がれて」いったり「新しい形」になっていく。

でも、一方で、二人の匠が融合する事で、化学変化が起き、より豊な発想が呼び起こされたりする事もあるんですよね。

そういう「瞬間」の「喜び」っていうのは、きっと体験した人でないと味わえないんだろうけれども、そうした「asobi心」のこもったお菓子を味わえた時に、チョッピリお裾分けしてもらって食べた側の人間も幸せを感じるのかもしれません。

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和菓子への想い

伝統的な「和菓子」という文化の流れの中でwagashi asobiが小さな支流となり、この素晴らしい文化を次の世代に繋ぐ流れになれたら嬉しいです。たとえ流れが細くてもしっかりと続いていれば、いつでも源流にさかのぼることが出来ます。
この流れを絶やさないことが今和菓子に携わる人間の責任だと自負しています。和菓子の歴史や現状を肯定的に受け止め、先人達に敬意をはらい未来へと活動をしていきます。

『wagashi asobi』ホームページから抜粋

このほかにもホームページには、お二人の『和菓子』への熱い想いがたくさん詰まっています。
イベントなどで発表した和菓子の写真集は必見!

私が特に気に入ったものをちょっとだけご紹介!

旅するひよこ

この「旅するひよこ」は米粉と砂糖とフルーツ等で作られたお餅のお菓子
旅するひよこ!!かわいい~~。食べられない!
いや、きっと目の前にあったら最後はたべちゃうとは思うんですけどね^^;
このお菓子をモチーフにした「旅するひよこの手ぬぐい」は店舗でも販売しているそうです!(上の写真で稲葉さんが頭に巻いてる!)
ひよこ手ぬぐい

そしてこれ!
wagashi asobi
この「シャクっ♪」と音が聞こえてきそうな歯形とやさしい和の色合いが、じんわりと懐かしくあったかい気持ちになります。

私、和物のドールハウスとかが大好きなので、こんなお菓子のならんだ和菓子屋さんドールハウス!だれか作って!!
『wagashi asobi』さんとコラボしてくれないかしら!

店舗販売は2種類のみ!

wagashi asobi bord
アトリエを兼ねているという上池上のお店では、たった2種類の和菓子のみを販売されているそうです。

ドライフルーツと無花果と苺、胡桃がまるごと入った「ドライフルーツの羊羹」
ドライフルーツの羊羹
「羊羹」というのが、全ての始まりとなった、虎屋さんへのリスペクトを感じます。

「洋菓子」で用いられる事の多い、ドライフルーツ。羊羹と併せるという発想はなかなか出てきませんよね?
もちろん、そのままでも美味しく頂けるそうですが、この和菓子の誕生のきっかけは、イベントで『パンに合う和菓子』というお題を貰ったからなんだそうです。
1㎝ほどに切り分けてバターやクリームチーズを塗ったフランスパンに合わせて食べるとおいしいとか!

これは、ワインが進んじゃうパターン!!

もうひとつは、『ハーブのらくがん』
ハーブのらくがん
稲葉さんがニューヨーク時代にローズマリーにひかれ、和菓子に取り入れられないか?と行き着いたのが「らくがん」だったそうです。
日本茶はもちろん、コーヒーや紅茶にも合う味と口溶けなんですって!
ローズマリーの他には、ハイビスカス、カモミール、抹茶、苺、柚子の5種類

店舗情報

wagashi asobi

〒145-0064 東京都大田区上池台1-31-1-101

TEL & FAX 03-3748-3539

東急池上線「長原」駅 徒歩1分

改札を出て左・つきあたりを右・80m進んだ左側の駐輪場手前
小さなハーブガーデンが目印です。

営業時間 10:00~17:00

定休日:不定休

イベント等で不在の場合がございますので、ご来店の際は事前にお問い合わせください。

お店のホームページから、代金引換でお取り寄せ可能です。
◎wagashi asobi ホームページ
【アクセス】のページ下部
又は商品紹介ページから個別商品のページ下部に注文のリンクがあります!
遠方の方は、ぜひお取り寄せされてみては!?

私は、わりとご近所なので、ぜひ一度、「asobi」 に行かせて貰いたいと思います!

参照一覧
Allabout グルメより 「wagashi asobi」待望の実店舗オープン!」
Journal-standard ウェブマガジン Life is…より issue 02 Motohiro Inaba & Rio Asano ← こちらの記事、素敵なお二人のツーショット満載ですよ!
稲葉基大さんのブログ
公式twitter @wagashiasobi ← 独立されて余裕のできた朝の時間に稲葉さんがつくった詞も呟かれてます!

最後まで、おつきあい頂きありがとうございます!

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