ヤングマガジンで連載されていた金城宗幸さん原作の漫画「僕たちがやりました」が、7月から窪田正孝さん主演でドラマ化されますね。
いや、正直、地上波で、しかもゴールデンプライムに連ドラって、本気?!
っていうのが、最初に思った事。
どう考えても、実写映像化するならR指定つけて劇場版でしょー!
という作品だと思うのですが、番組公式サイトによれば、
すでに完結した原作とは異なる結末を用意。最後にどんなサプライズが待っているのか!?
となっていますので、結末だけではなくヤバ目なシーンはカットしたり、アレンジされたりするのではないかと思います。
今日は「僕たちがやりました」の原作がどんな作品なのかをご紹介しつつ、原作とは異なるというラスト結末、最終回も予想してみたいと思います。
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※ この先「僕たちがやりました 」原作のネタバレを含みます。
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「僕たちがやりました」ってどんな話?
一言でいうと、このお話は「性悪説」がベースになっている物語
軽い気持ちで企てた「仕返し」が、思わぬ大事件に発展してしまって、「殺人犯」になってしまう。
そこから「逃走劇」が始まっていく。
なんていう設定は、フィクションだから、、、かもしれないけれど、けっして夢物語ではなく、トビオ達に降りかかった思わぬ展開は、ちょっとした歯車のズレで、誰にでも起きうる可能性がありそうなところが、妙にリアルで怖かったりします。
「殺人犯と間違われる」
っていうんじゃなくって、
「そんなつもりは全然なかったのに、自分の悪戯で人が死んでしまった。」
という局面に立たされたとき、人はどういう行動をするのか、何を考えるのか。
ここで、トビオ達は「逃げる」事を選択するわけだけど、
そんな選択をした、彼らを「悪」と言い切れない何かが、きっと誰の心の中にもあるんじゃあないかと思います。
ドラマの煽り文句にも
実写化困難と言われた衝撃作に挑む!
とありますが、同じく公式サイトに書いてある
青春逃亡サスペンス
っていうのはちょっと違和感があるような。。
なんか、「青春」ってついちゃうと爽やか~なイメージだけど、原作に「爽やかさ」は全くない!(個人の感想ですよ)
でも、裏返してみると、「きれい事」じゃない、
「見て見ぬふりしたいけど、現実ってのはそんなに”爽やか”じゃない」
っていう部分がリアルに描かれているので、その辺りを今乗りに乗ってる窪田正孝さんを主役に据えて、ゴールデンタイムでどんな風にドラマ化していくのか、とっても興味があります。
原作とは違うラスト結末とは?最終回を予想
既に完結している原作の最終回は
「後味が悪い」とか、「気持ち悪い感情になった」とか
そんな意見を見かけました。
確かに、(意図していなかったとはいえ)殺人を犯して逃げていた彼らが、
法に裁かれ、罪を償い、改心して、明日へ踏み出していく!
っていう様な、綺麗なエンディングじゃあない。
でも、こんな結末になったら、それこそ「気持ち悪い」という展開のお話
そんな逃亡劇のあちこちに「分岐点」になるシーンがいくつもあります。
読んでいる側としては
「は?!なんで!そこで!そうする!!」
っていいたくなってしまう様な、そんなシーン
ささいな、だけど決定的な、タラレバポイントが点在しているので、その分だけ、異なる結末への道筋があるっていう事。
見ごたえ十分なサスペンスに、人間の本質的な部分を突くテーマ
となっていますので、原作の
「人間誰もが、どこかに持っているであろう「悪や弱さ」をジワジワ刺激してくる感じ」
っていうのは、保たれそうですね。
ドラマが始まって明らかになってくる「原作との違い」が、最終回の展開を予想する鍵になってきそうです。
まだ、ドラマが始まっていない現段階で、予想するのは、ちょっとむずかしいですが、
個人的には、
とすごーーく思ってしまったので、このテイストは残して欲しなぁ。と思います。
本当に、毎週火曜日の夜に
「なんか、つらい、、、っす」
っていう気分になるのも、どーかな?とは思いつつ、窪田正孝主演とか言われたら観ないという選択肢もないので!
ドラマの展開で、また、最終回予想を追記していこうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。