トイプードルのアンズちゃん(2歳・メス)が茨城県警の委託警察犬審査に合格したというニュースに朝から胸キュンです。
生後まもなく飼育放棄されたアンズちゃんは殺処分寸前で引き取られ、動物愛護推進員の方のお家で警察犬訓練を受けながら育ったそう。
警察犬といえば、ドーベルマンやシェパードといっスタイリッシュな大型犬のイメージですよね。トイプードルというかわいらしい小型犬での合格に驚いたのだけど、調べてみたらアンズちゃん以前にも、トイプー警察犬の先輩がいました!
鳥取県警のアイドル。カリンとフーガ
2011年11月、鳥取県警の嘱託警察犬の審査会でトイプードルのカリン(メス)とフーガ(オス)が合格。
最初は「しつけ」の為に、それぞれの飼い主さんが訓練所に預けたところ、2匹の才能に気付いた訓練士さんが、鳥取県警が嘱託警察犬の間口を小型犬にも広げたことを知っていた為、審査会に挑戦し見事、合格! おそらく日本初の小型犬警察犬が誕生しました。
翌年元日の1月1日から、晴れて鳥取県警の嘱託警察犬となったフーガとカリン。
2匹は警察嘱託犬の本来の任務の他、いろいろな警察行事に参加して全国的に注目を集めた活躍が認められ、平成25年2月1日に鳥取警察広報犬に任命されました。
彼らが【まんが王国とっとり】のイベントで保ワン官に任命された時の映像はこちら
youtube鳥取県公式チャンネルより
活躍の様子は鳥取県警サイトでも紹介されています。
2012年には “かわいすぎる警察犬”の写真集「カリンとフーガ 日本初のプードル警察犬」(1260円/辰巳出版)まで発売されているそうなので、トイプーマニアの方々の中では、既にアイドルなのかな?
参考:ISBN-10:4777810178 / ISBN-13:978-4777810178
amazonで検索したところ新品はなかったけど、中古が何冊かでていました。
かわいいだけじゃない!かしこいトイプードル
トイプードルは温厚で明るく、活発的で社交的なので、賢くしつけがしやすい犬。学習能力が非常に高いので、初めて犬を飼う人にもお奨めだそうです。
トイプードルの賢さは、犬種の中でボーダー・コリーに次ぐ第2位に位置し、自分の意思をしっかりと人間に伝えようと行動すると言われています。状況判断能力、それに対する行動はかなり高いレベルだそうです。
動物ニュースサイト アニマミーア! 様より抜粋
友人の飼っているトイプーちゃん。ついついその可愛らしさばかりに目がいってしまいますけど確かに賢いかも!それにしても2位って凄いですよね。
今回、茨城県警に登場したアンズちゃんも、小さな体をいかして、大型犬では入り込めない場所での捜索や、威圧感を与えない捜査をする。といった期待が寄せられているそうです。
ちっちゃいけどいっちょまえ!なアンズちゃんの活躍が楽しみですね!